センスをよくするにはなにが必要か。「センスは知識からはじまる」感想レビュー

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だれもが欲しがる「センス」とは。

いつも「a composer」をお読みいただきありがとうございます。banba(@banba929)です。

先日、新宿にある「TSUTAYA BOOK APARTMENT」に足を運びました。

新宿に心休まる休憩所。「TSUTAYA BOOK APARTMENT」

ゆったりとした空間で読みたい本を貪り読んでいましたが、そこで一冊の本に目を奪われました。「センスは知識からはじまる」。

著者はクリエイティブディレクターの水野学さん。関わった仕事はゆるキャラの「くまモン」、NTTドコモ「iD」、ユニクロ「UT」など。「センス」を仕事にしてきた方が「センス」とは何かを書き記してくれています。

「センス」は先天性のもの。そういったイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。

何かをうまく作った人に対し、「センスがある」、うまくできない人に対し「センスがない」。そういったまとめ方をされていくのを今までたくさん見てきました。

それに対し、軽い憤りのようなものを幼少期より感じてきたのですが、自分の気持ちを代弁してくれるような本だと感じました。やはりセンスは”最初からある”ものではなく、知識で”育てていく”もの。

一度読んでみると、全てがうまくいくような”センス”が育てられるようになるんじゃないでしょうか。

センスとは

「センスのよさ」とは

センスについて掘り下げて行きます。水野学さんは本書で「センスのよさ」をこう定義しています。

「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力。

うまく言葉に変えるなあと感嘆しました。たしかに。「センスがいい」とは本当に便利な言葉で、うまく何がと言い切れない時などによく使いますよね。

そしてこれをよく人は「才能」と勘違いしてしまうのです。

センスを育てるために普通を知る

これが一番大事だと感じました。普通を知る。普通を知らないとセンスを育てることはできません。

いいものを知り、悪いものを知る。そうすることで普通を知る。「普通」の基準がわからないことには自分自身「数値化できないもののよし悪し」の判断ができませんよね。あらゆるものの「普通」にたくさん触れる。そうすることで世間と自分とのズレをなくしていきます。

そうすることでなにが身につくのか。触れることで身につくのはまず「知識」ですよね。「よし悪し」を判別できるレベルの知識。そこからセンスを育てられるようになります。

センスを育てるための3つの知識

センスを育てる上で必要な3つの手順があります。

  1. 王道を知る
  2. 流行しているものを知る
  3. 共通項や一定のルールがないかを考えてみる

詳しいことは是非本書を読んで学んでもらいたいですが、この3つを意識し学んでいければある程度のレベルまではすぐに到達できるそうです。

今流行っているものを取り入れ、なぜそれが流行っているのか。過去のものとの共通項を探し、その少し先を読む。それによりそれなりのものを作ることが可能になります。さらにそこからよいものを作っていくとなると必要なものは「経験」となります。まあ、その「経験」も知識の集合体なんですけどね。

いいものを作るのに必要なのは「なぜそうなったのか」を説明できないような直感的なものではなく、これまでに集めてきた「知識」を作りたいものに適応させながら、考える。こういったロジックになるかと思いました。

 

企画を考える際に「他とは全然違うもの」「今までにないもの」「あっと驚くもの」という視点で考えがちですが、それがそもそもの間違いだ、といった内容の話が出てきます。それがまた面白かったです。

確かに「あっと驚く今までにないもの」を見るとセンスどうこうではなく「恐怖」すら感じるんですよね。センスがいいものを作るには「今あるものを発展させたもの」を作ることが大事だと意識しました。

僕らは「ガラケー」→「iPhone」の進化を見ているから「iPhone」のセンスの良さを感じることができますが、江戸時代の人にiPhoneを渡しても恐怖しか感じないと思うんですよね。

まとめ

「センス」とはなにかを人に説明できるようになれた気がします。ブログじゃ書き表せないくらいの内容で是非「自分にはセンスがないと感じている人」に読んでもらいたいと感じました。

センスは先天的なものではなく知識。そしてそれは誰にでもあり、育てていくもの」そういった理解ができるようになると人生を少しうまくやりくりすることが可能になると思います。五十音の”あ行しか知らない人“と”「あ〜ん」まで知っている人“だとどっちが上手く文を作れるかは明白ですよね。そういうことだと思います。

「センス」という言葉から”「デザイン」などを職業や趣味としている人向けなんじゃないか“、”自分は「センス」が必要ない環境で過ごしているから関係ない“と感じている人にも是非手に取って見て欲しいです。”仕事が上手くできる“のも1つの「センス」だと思いますよ。

僕の中で少し何かが変わったと思います。知ってると知らないのでは大違い、是非一度読んでみて「センス」をよくしてみてください。

センスとは「知識」です。

 

 

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