“試す”ことはやはり重要だと感じました。「仕事は楽しいかね?」感想レビュー

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この本を読む前と読んだ後だと、出来事も違って見える気がします。

いつも「a composer」(@a_composer_info)をお読みいただきありがとうございます。

banba(@banba929)です。

いよいよ4月に入り、進学、就職など新しい環境に身を置くことになった方も多いのではないでしょうか。

生きていく上でやはり望むのは「成功」ではないでしょうか。うまく仕事をこなして身の回りを豊かにする、人望、名誉を得る、など目的こそ違えど成功を手に入れたいとはみんなが思っていることだと思います。

本書を手に取ったのはつい昨日のことです。あまりの面白さにすぐに読みきってしまいました。

多分これからもちょくちょく読み返すと思います。読むときっと元気が出ます。

「人生の教科書」のような哲学書などの本は様々なものを読んできましたが、この本は「こう考えてみたらどうかね?」と優しくアドバイスをくれる本のように感じました。

「仕事がつらい」「頑張っていても報われない」などと考えている人に一度手に取ってもらいたいです。成功のヒントのような言葉たちがこの本には散りばめられていました。

仕事は楽しいかね?

この本は主人公と空港で出会った老人との会話形式で物語が進んでいきます。

この老人というのがすごい人で、企業のトップ達がアドバイスを求めるほどの高名な実業家の老人でした。

この本を初めて見た時、”「仕事は楽しいかね?」とはなんて嫌なタイトルだろう。”

と少し笑ってしまいました。仕事を「楽しい」と言える人なんてごく僅かだろう、と。

実際本書の主人公も楽しく思ってない側の人間です。

老人が「仕事は楽しいかね?」と尋ねたことを合図に、主人公が仕事に対して、人生に対しての不満を吐き出します。

「私はいま三十五歳です。

勤めだして、ほぼ十五年になります。この十五年の間に、何を誇れるようになったのか。何を達成したと言えるのか。私に言えるのはこれだけです。

『そこそこの給料をもらってる』

いったい何がいけないんだろう。私は真面目に、一生懸命に働いてる。仕事だって、手際よくきちんとこなしてきた。なのに一向に出世できない。そのことに不満を漏らしたとしても。こう言われるのが落ちです。

『仕事があるだけいいじゃないか』黙って感謝しろって?それじゃまるで、生きているというのはまだ死んでいないこと、と言わんばかりじゃないですか。」

仕事はたのしいかね?(きこ書房より引用

 

この言葉は僕が普段感じているもやもやした感情がそのまま書かれているように感じ、ぎくりとしました。

僕も「生きているというのはまだ死んでいないこと」に納得できるような生き方はしたくないなとここ数年ずっと考えています。

主人公は今までに会社を興したこともあり、並の人よりは行動力のある人間です。それでも人生を悲観しています。

「成功するために行動をしてきた。なのに上手くいかない。なんとか興した会社も軌道に乗りかけてはいたものの、後からやってきたライバル会社にやられ、潰してしまった。」

捲し立てる主人公に老人は優しく、思いやりにあふれている表情で「人生観、成功とは」と説いていきます。

成功するというのは右に倣えをしないということ

この老人は本当に良い言葉ばかりを教えてくれます。

僕が本書を読み一番納得したのはこの言葉です。

「斬新で素晴らしいアイデアが出てくれば、みんながそれに飛びつく。だれも彼もがだ。

そういう人たち一人ひとりに何が起きていると思う?

彼らはね、他人を凌駕する人材になろうとしているけど、

それを他人と同じような人間になることで達成しようとしているんだ。

仕事はたのしいかね?(きこ書房より引用

この言葉を受け、まさに僕ではないか…と肩を落としました。

「すごいと感じたアイデアの真似をする」ということをここ数年間にわたり、僕はかなり行ってきました。

それにより他人を凌駕する人材になれたかというと、なれていない気がします。

他人と同じような人間になることでどうなるか。この老人が言うには「手に入るのはせいぜい、その業界の上位十パーセントに入るという十分の一の確率のチャンス程度のもの」だそうです。

それはかなり効率が悪い、成功するにはもっといい方法がある。心理的に、かつ論理的にわかりやすく老人は説明をしてくれます。

「成功の宝くじでは、勝つチャンスは何百と手に入るし、

そのほとんどは大損するようなものじゃないってことを。」

仕事はたのしいかね?(きこ書房より引用

「一度挑戦するということはその後の人生を賭けること」ではない。何度でも様々な場で挑戦が可能することが可能だし、大損する場ばかりではない。

素晴らしいアイデアを模倣することでなんとか上位十パーセントに食い込ませるより、なにか新しいことを試すほうが成功に近い。

これを知っているかどうかで大きく未来が変わるのではないか、というほど感心し、しっかり頭に入れておこうと思いました。

まとめ

今や誰もが知っている「コカコーラ」はどうやって、なにがきっかけで生まれたか、知っていますか?

「リーバイス」のジーンズはどうでしょう。

これらのルーツを紹介してくださる場面があり、それらを知ると「成功のきっかけ」というのが少し理解できた気がします。

「完璧」だけではいけない。「試す」ことの大切さなど、読んでみると「あぁ、確かにその通りだ」を繰り返すばかりでした。

きっと、これからのどこか、なにかに大きな影響をあたえてくれる本だと感じました。

僕は通勤の際などによく本を読んでいるのですが、いい本に出会うと通勤時間も少し楽しくなりますね。

いろいろなことを試す、挑戦する姿勢を崩さずに生きていこうと思います。

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