ボカロP、DTMer必見。聴かれる作曲をする上で優秀なのはAppleのイヤホンだと思う。

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リスナーのリスニング環境を考える。

いつも「a composer」(@a_composer_info)をお読みいただきありがとうございます。

banba(@banba929)です。

作詞、作曲、編曲。DAWというツールが世に出てからそれを1人で行うことが容易になりました。

ピアノロール(MIDI)を打ち込むだけで、ギターもベースも、ドラムもシンセサイザーも演奏、録音することが可能です。

また、ボーカロイドの出現によりどんなワガママでも聞いてくれるボーカリストも登場しました。

過去のミュージシャンから嫉妬されそうなくらい整った環境で、次に考えないといけないことはなんだろう、とふと思いました。

自分の世界観を相手に聴いてもらう、理解してもらう。

ただ「届いた」だけではダメで、その続きである「聞き入ってもらう」「ハマってもらう」まで考えてみましょう。

「作る」環境と「聴く」環境の違い

作曲・編曲時の制作環境

このWebページをご覧になっている方はほぼほぼ作曲、編曲などを行なっているボカロPやDTMerなのではないかな、と予想しています。

普段あなたはどんな環境で音楽を製作していますか?

  • モニタ用スピーカー
  • モニタ用ヘッドホン

が多いのではないかな?と思います。

出来るだけ音の解像度が高いもので…フラットな出力のもので…

音量のバランスであったりのミックス作業を行う上で、もちろんそれらで作業するのは正しいと思います。

モニタ用ヘッドホンで音を作り込み、完成。

それだけだとその曲の良さはリスナーに届いていないかもしれません。

リスナーのリスニング環境はそんなに整っていない

正直な話、イヤホンやヘッドホン、スピーカーにこだわっている人って全体の1割にも満たないような気がします。

完全に僕が感じるだけなので、実際の数値はわかりませんが。

まあ1割は言い過ぎであったとしても、いいイヤホン、いいヘッドホン、いいスピーカーで音楽を聴く人はそんなにいません。

まずそもそもモニタ用ヘッドホンでベストの状態に作った曲はそれ以外の環境で聴かれると、出力の関係などでかなり意図していたものと変わってしまう可能性があります。

つまり、リスナーの「聴く」環境での調整を行うべきだと僕は思うのです。

「音楽を聴く環境」で1番比率が高いのはどんな環境だと考えていますか?

僕は

  • iPhoneのスピーカー
  • iPhone付属イヤホン

が1番多いと考えています。

今や間違いなくPC人口よりスマホ人口の方が多いかと思います。

何かを検索するのも、動画を見るのもスマホの層がかなりの割合を占めています。

さらに、調べると日本のスマホ利用者の7割近くはiPhoneを使用しているというデータがありました。

つまり、ほとんどの人はiPhoneで音楽を聞いたり、動画を見たりすると考えられるのではないでしょうか。

ここから導かれる答えは「iPhoneやiPhoneのイヤホンで聴いた時がベストの状態になるようなミックスを行う」になると思います。

僕のミックス手順

「リスナーの環境を考える」意識をしてから、必ず3つほどの環境で曲を聴くようになりました。

  • モニタ用ヘッドホン
  • iPhone付属イヤホン
  • iPhoneスピーカー

全然もっと多く使う人も多いんだろうなあと思います。

手順としては基本的にモニタ用ヘッドホンでミックスを終わらせます。

ほぼ全てのバランスはここで決め、あとはわずかにしかいじらないつもりで作り込みます。

納得のいく程度まで作りこめたところで、モニタ用ヘッドホンをiPhone付属イヤホンに変えます。

リスニングしてみて、納得のいくものであれば良し、ほんの少し調整が必要であればそのままボリュームを絞ったり、上げたりEQを調整します。

「なんか微妙だなあ」と思えばモニタ用ヘッドホンでのミックスからやり直しを行います。

基本的に全ての楽器が入った状態で微調整を行うということを避けたいんですよね。

なかなかそれをしだすとうまくいかず、全てのバランスが狂ってしまいかねません。

ボーカルが小さく感じて、少し上げると全体のオケが小さく感じたり、ベースが大きすぎるように感じて小さくすると音が軽くなりすぎたり、など…

この手順を行い、OKであればiPhoneスピーカーでも同じことをします。

モニタ用ヘッドホン→iPhone付属イヤホン→iPhoneスピーカー(どこかで違和感などがあれば最初に戻る)

といった感じです。

まとめ

どんな市場でも必ず顧客の抱いている意見であったり、ニーズを調査します。

それに近いような気もしますね。聴く環境を考え、最適化する。

1人で作曲・編曲を行いやすく、発信しやすい時代になりましたが、それと同時に音楽が溢れている時代でもあります。

なんとか聴いてもらう、他の人との差別化を図るためにもこういったところに目を配るのは大事になってくるのではないかなと思います。

「神は細部に宿る」。

『素晴らしい芸術作品や良い仕事は細かいところをきちんと仕上げており、こだわったディテールこそが作品の本質を決定する。何ごとも細部まで心を込めて行わなければならない』という意味です。

優れた芸術作品に仕上げるためにも、重要なことかなと思います。頑張っていきましょう。

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