出会ったことで変化した未来。映画「恋は雨上がりのように」感想レビュー

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原作もアニメも追いかけてただけに観たくてたまりませんでした。

いつも「a composer」(@a_composer_info)をお読みいただきありがとうございます。

banba(@banba929)です。

5月25日より公開となった映画「恋は雨上がりのように」を昨日やっと観に行くことができました。

基本的に僕は映画よりも原作の方が好きな人間なのですが、本作品については物凄くいい映画に仕上がっていると感じました。

原作を知っている方も知らない方も物凄く楽しめる映画だと思います。是非劇場へ。

少し「恋は雨上がりのように」のストーリー、内容に触れた話をしたいのでネタバレされたくない方はこのままお戻りいただけるとありがたいです。

「恋は雨上がりのように」あらすじ

高校2年生の橘あきら(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。 偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の近藤正己(45)だった。それをきっかけにあきらは、ファミレスでのバイトを始める。 バツイチ子持ちでずっと年上の近藤に密かな恋心を抱いて…… あきらの一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない近藤。しかし近藤への想いを抑えきれなくなったあきらはついに近藤に告白する。 近藤は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず―― 真っ直ぐすぎる17歳、さえない45歳。ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

引用したあらすじだけだと、単に恋愛ものと捉えられてしまいそうですが、それ以上の要素が詰まっています。

原作は漫画で、完結済み全10巻の作品です。

巻数がそこまで多いわけではないですが、2時間に詰め込むには多い内容だったと思います。

よくこれだけの内容を2時間に収められたなあ…と感心するばかりです。

豪華制作・キャスト陣

今回制作に携わった監督は「世界から猫が消えたなら」「帝一の國」の監督も務めた永井聡氏。

つい最近映画「帝一の國」を観て面白いと感じたばかりだったので、かなり期待していました。

結果しっかり大満足の内容でした。

今まで「監督で映画を選ぶ」といったことをしてきませんでしたが、そういう選択の仕方もありだなと気づかされました。

そして主人公であるクールな女子高生、橘あきら役を演じたのは小松菜奈さん。

さまざまな映画やドラマにひっぱりだこなイメージの彼女ですが、しっかり演技を観たのは初めてかもしれません。

原作を知っている僕から見てもイメージ通りの方でした。

ちゃんと、すごくしっかりあきらちゃん。

クールでかっこよく、走るシーンひとつ取っても絵になります。

華がある女優さんだなあと物凄く感じました。綺麗。

対する45歳ファミレス店長役は大泉洋さん。

初めて大泉洋さんの演技を観たのは「ハケンの品格」だった気がします。

キャストが発表された時「ハマってるなー」と感じたのを覚えています。

事実その勘は正しかったようで、演じている「冴えない中年」から優しさや切なさ、あきらと出会ってからの心境の変化などが伝わってくるとても良い演技でした。

全てのキャストに対し言えることですが、みんなが適役でした。

違和感の1つも覚えず2時間を楽しめました。

主題歌は神聖かまってちゃんの「フロントメモリー」。

本作は鈴木瑛美子と亀田誠治による同曲のカバーを主題歌として採用しています。

映画を観終わってからすぐにiTunes Storeで購入し聴き込んでいますが、本作にぴったりな曲であるとつくづく感じます。

音楽を聴くたび、映像が頭に浮かび幸せな心地になれるのでしばらくこれで頑張って生きていこうと思います。

YouTubeでも聴けるので是非。

ポイントは2人の心境の変化

ここからは思いっきりストーリーに触れたネタバレになると思いますので、前述した通りネタバレを避けたい方はお戻りください。

本作は怪我をし陸上競技から離れた女子高生橘あきらが45歳ファミレス店長、近藤正己に恋をする話です。

この作品のすごいところは単純な恋愛ものではなく、2人が出会ったことによりお互いの未来を変えたところにあると思います。

結果2人はそれぞれの人生を生きていく形になるのですが、お互いがお互いをきっかけに良い選択ができたのだろうなあ、と感じました。

出会わなければあきらは陸上を諦めていたかもしれないし、店長も旧友と連絡を取らなかったのかもしれません。

人として成長する、とても良い出会い。良い運命だったなあとしみじみ思いました。

心に残ったセリフがあるのですが、それは店長の旧友がいまだに小説を書く夢を捨てられない店長に投げかけた言葉。

「それは未練じゃない、執着だ。」という言葉です。

何十年とたっても諦められない夢を未練と呼ぶのはあまりにも悲しい。

僕もこれから何十年と何かを作り続けていく気でいますが、その際はこの言葉に習い「執着」と呼ぼうと思っています。

まとめ

全く退屈しない素敵な2時間でした。

あまりにも良すぎて帰宅後すぐに絵を描きました。

原作漫画の絵がとても好きなんですよね。線画も、色のつけ方も。

また模倣して描きたいと感じました。

良いものを見聞きするとどうしても羞恥のような感覚に襲われ、泣きそうになります。

瞬きすら勿体無く感じるほど、ずっと観ていたくなる作品でした。

彼ら彼女らがこれからどうなったのか、妄想でもしながら余韻に浸ろうと思います。

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